バイナリーオプションのペイアウト比較
こんにちは、現役バイナリーオプション投資家のショウです。
僕はバイナリーオプションの取引歴5年で、平均勝率は70%くらいなのですが、バイナリーオプションで「意外と見落とされがちだなぁ…。」と思う重要ポイントが、バイナリーオプションのペイアウト倍率です。
というワケで、現役バイナリ―オプション投資家の僕が、「バイナリーオプションのペイアウト倍率を徹底比較」して、「おすすめのバイナリーオプション業者」まで、くわしく解説しますね。
Contents
バイナリーオプションのペイアウト倍率【解説動画】
動画解説はこちら
バイナリーオプションのペイアウト倍率を徹底比較します!

バイナリーオプションのペイアウト倍率の比較をするには、この記事を読んでおけばOK。
バイナリーオプションのペイアウト倍率とは?
そもそも、バイナリーオプションのペイアウト倍率とは何か?
というと、例えば、下記の感じですね。
バイナリーオプションのペイアウト倍率の一例
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つまり、バイナリ―オプションではペイアウト倍率が高ければ高いほど、利益が出しやすい。
しかも、バイナリ―オプションのペイアウト倍率は業者によって違ってきます。
バイナリーオプションのペイアウト倍率の比較表

バイナリ―オプションのペイアウト倍率なのですが、大きく分けて2通り「①固定制」と「②変動制」がありますね。
傾向としては、下記のとおりです。
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どうしてこのような違いがあるのかというと、下記の違いがあるからです。
- 海外のバイナリ―オプション業者は、「上か?下か?」を選択する「ハイロー取引」
- 国内のバイナリ―オプション業者は、「”特定のライン”」よりも「上か?下か?」を予測する「ラダー取引」
ハイロー取引というのは、こんな感じです。
ハイロー取引は、海外のバイナリ―オプション業者でよくある、バイナリ―オプションのタイプです。
単純に「”現在価格”」よりも「上か?下か?」を予測する取引となります。

ラダー取引というのは、こんな感じです。
ラダー取引は、国内のバイナリ―オプション業者でよくある、バイナリ―オプションのタイプです。
”現在価格”ではなく、「”特定のライン”」よりも「上か?下か?」を予測する取引となります。

もっと具体的に解説すると、ラダー取引では、最初に「”目標ライン”(ラダー)」を選ぶことができます。
※どの「”目標ライン”(ラダー)」を選択するか?で、ペイアウト倍率が1.0倍~10.0倍以上まで変動する。という仕組みです。たとえば、下記の感じです。
- 難しい「”目標ライン”(ラダー)」を設定するほど、ペイアウト倍率が高くなる。
- 簡単な「”目標ライン”(ラダー)」を設定するほど、ペイアウト倍率は低くなる。
これが、国内バイナリ―オプションの”変動制”のラダー取引です。⇩

そのため、「海外のバイナリ―オプション業者」と「国内のバイナリ―オプション業者」では、ペイアウト倍率の「意味合い」が違ってきます。
簡単にまとめると、こんな感じです。⇩
- 海外バイナリ―オプション ⇒ ハイロー取引なので、ペイアウト倍率は「固定制」:1.88倍~2.20倍
- 国内バイナリ―オプション ⇒ ラダー取引なので、ペイアウト倍率は「変動制」:1.00倍~10.0倍以上
バイナリ―オプションペイアウト倍率の比較表
バイナリ―オプション業者 | 国内/海外 | ペイアウト倍率 |
ハイローオーストラリア | 海外(固定制) | 1.88倍~2.20倍 |
GMOクリック証券:外為オプション | 国内(変動制) | 1.00倍~10.0倍以上 |
FXプライムbyGMO:選べる外為オプション | 国内(変動制) | 1.00倍~10.0倍以上 |
「海外業者」と「国内業者」では、ペイアウト倍率だけでなく、「判定時間」にも違いがあります。
- 海外業者の判定時間 ⇒ 30秒の短期間~24時間まで、自由度が高い。
- 国内業者の判定時間 ⇒ 2時間区切り、自由度は低い。
バイナリーオプションペイアウト倍率の計算方法

バイナリ―オプションのペイアウト倍率の計算方法は、こんな感じです。
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※ペイアウト倍率:1.0倍なら、1000円の投資で1000円の払い戻しなので、利益はゼロですね。
ペイアウト倍率:10.0倍なら、9,000円の利益となります。
バイナリ―オプションのペイアウト倍率の計算:必要な勝率
バイナリ―オプションのペイアウト倍率ごとに、必要な勝率を計算してみましょう。
バイナリ―オプションのペイアウト倍率の計算:必要な勝率
ペイアウト倍率 | 必要な勝率 |
1.00倍 | 100%以上 |
1.88倍 | 53.19%以上 |
2.00倍 | 50.00%以上 |
2.20倍 | 45.45%以上 |
3.00倍 | 33.33%以上 |
5.00倍 | 20.00%以上 |
10.00倍 | 10.00%以上 |
ペイアウト倍率:1.0倍なら、100%勝っても利益はゼロですが、ペイアウト倍率10倍なら10%以上勝てれば利益が出てくる計算です。
国内バイナリーオプションオプション:GMOクリック証券のペイアウト率の仕組み

国内バイナリーオプション:GMOクリック証券のペイアウト率の仕組みは、ラダー取引の変動制です。
たとえば、この記事を書いている現在のペイアウト率は、こんな感じです。

例:GMOクリック証券のペイアウト倍率
予測価格レート | 円高(下がる) | 円安(上がる) |
109.520 | 1.00倍 | 8.16倍 |
109.480 | 1.00倍 | 7.63倍 |
109.440 | 1.04倍 | 4.90倍 |
現在価格:109.410 | – | – |
109.400 | 2.73倍 | 1.25倍 |
109.360 | 6.66倍 | 1.00倍 |
109.320 | 8.19倍 | 1.00倍 |
109.280 | 8.26倍 | 1.00倍 |
このように、目標価格(ラダー)の位置を変えることで、ペイアウト倍率が変動するのが、国内バイナリーオプションの「ラダー取引」の特徴となっています。⇩

目標価格(ラダー)の位置を変えると、ペイアウト率が変わる。

さらに、国内バイナリーオプションのペイアウト倍率は「変動制」を採用しているため、「相場のボラティリティ」に応じてリアルタイムにペイアウト倍率が変動する仕組みです。
※ボラティリティ=価格の振れ幅。
海外バイナリーオプション:ハイローオーストラリアのペイアウト倍率の仕組み

海外バイナリ―オプション:ハイローオーストラリアのペイアウト倍率は、ハイロー取引の固定制です。
具体的には、こんな感じです。⇩
ハイローオーストラリアのペイアウト倍率
取引の種類 | ペイアウト倍率 |
ハイロー取引 | 1.88倍 |
ハイロースプレッド取引 | 2.00倍 |
ターボ取引 | 2.00倍 |
ターボスプレッド取引 | 2.20倍 |
短期間取引(30秒~5分)のターボ取引ではペイアウト倍率が2.0倍で、さらに、ターボスプレッド取引ではペイアウト倍率が2.20倍とかなり高いです。
ペイアウト倍率2倍のバイナリーオプションはオトク?

海外バイナリ―オプション業者のハイローオーストラリアでは、ペイアウト倍率2.0倍の「ターボ取引」があります。
「ハイロー取引」でペイアウト倍率2倍なら、単純に負けないので、オトク?と思うかもしれません。
しかし、ハイローオーストラリアでは、ドロー取引(引き分け、同じ値段)の場合は「負け」と判定されてしまいます。
さらに、「ターボ取引」では、ドロー取引が非常に発生しやすい環境になっています。
そのため、バイナリ―オプションのペイアウト倍率2倍は、単純にオトク?と思うかもしれませんが、ドロー取引(引き分け)には注意が必要です。
国内と海外:バイナリーオプションのペイアウト倍率を比較

上記のとおり、国内のバイナリーオプション業者は「ペイアウト倍率の変動制」で、海外のバイナリーオプション業者は「ペイアウト倍率の固定制」という違いがあります。
国内のバイナリーオプション業者と海外のバイナリーオプション業者を比較して、ペイアウト倍率的にどちらが有利かと言えば、「どちらか一方が有利」というのはありません。
ただし、国内のバイナリーオプション業者と海外のバイナリーオプション業者では「判定時刻の自由度」に決定的な違いがあります。
国内のバイナリーオプション業者では、判定時刻のタイミングが2時間区切りで「制限されてしまっている。」感じです…。
海外のバイナリーオプション業者であれば、30秒取引~24時間まで、自由なタイミングで取引を開始することができるメリットがあります。
「判定時刻のタイミング」というのは、バイナリーオプションの勝敗を左右する重要なファクターです。
そのタイミングをコントロールできない国内業者と、自由なタイミングで取引できる海外業者を比較すれば、海外業者の取引環境に軍配があがると思います。
※ということで取引業者は海外業者の「ハイローオーストラリア」を利用しましょう。
バイナリーオプションのペイアウト倍率の比較:まとめ
まとめ
このページで解説したとおり、バイナリーオプションのペイアウト倍率は「国内業者」と「海外業者」で事情が違ってきます。
バイナリーオプションの取引事情 ・国内業者は、「ペイアウト倍率の変動制」かつ「ラダー取引」 |
単純にペイアウト倍率だけを比較すると、タイミングによっては国内業者のほうが有利なこともありますが、「判定時刻の自由度」に違いがあり、海外業者のほうが取引環境としては有利です。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。