バイナリーオプションの取引ルールを解説します。
【国内・海外の違いとルール変更・ルール改正】
どうもこんにちは。ショウです。
このページでは、バイナリーオプションの取引ルールについて、詳しく解説します。
国内のバイナリーオプション業者と海外のバイナリーオプション業者では、おなじ”バイナリーオプション”でも、取引のルールが違っていたりして、意外と分かりにくいですよね。
国内のバイナリーオプション業者と海外のバイナリーオプション業者の取引ルールの違いを理解せずに取引してしまうと、思わぬ所で失敗する可能性があります。
というワケで、このページでは「バイナリーオプションの取引ルール」「国内と海外の違い」について、くわしく解説をおこないます。
Contents
バイナリーオプションの取引ルールをくわしく解説します。【国内と海外のルールの違い、ルール変更とルール改正】
【概要】このページで解説している内容について
このページで解決する問題は、下記の通り。 |
バイナリーオプションを勉強している人「バイナリーオプションのルールには、国内と海外で違いがあるみたいだけど、具体的に何が違うんだろう?バイナリーオプションの取引ルールについて詳しく知りたい。」
こういった疑問にお答えします。
本記事の内容は、下記のとおり。
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バイナリーオプション取引の基本的なルールから、国内と海外での取引ルールの違いまで徹底的に解説していきます。バイナリーオプションの取引ルールを理解するには、このページを読んでおけばOKです。
というワケで、バイナリーオプションの取引ルールについて、くわしく解説します!
バイナリーオプションの取引ルールとは?
バイナリーオプションの取引ルールとは?
バイナリーオプションの取引ルールは、簡単そうに見えて意外と奥が深いので、それぞれのバイナリーオプションのルールについて、くわしく解説しますね。
バイナリーオプションと言っても、意外と多くの取引ルールがあり、それぞれに特徴が異なっているんですよ。
それぞれの取引ルールの種類をまとめると、こんな感じです。⇩
それぞれ、順番に解説します。
ちなみに、外国為替取引:FXでは、外国為替のレートを取引していますが、バイナリーオプションは”オプション取引”なので、「予測が当たれば払い戻しがされる。」という”権利(チケット)”を取引しています。
基本となるバイナリーオプション:ハイロー取引のルール
まず、基本となるバイナリーオプションのルールで言えば、「上か?」「下か?」の2択で、為替レートの変動を予測する「ハイロー取引」があります。⇩
バイナリーオプション:ハイロー取引のルール ・基本ルール:現在の価格を基準にして、判定時刻に為替レートが「上か?」「下か?」を予測する。 |
バイナリーオプションの「ハイロー取引」は、バイナリーオプションの中でも最も基本となるルールで、”現在の価格”よりも「上に行くか?」「下に行くか?」を予測します。
”判定時刻”になったときに、あなたの予測が当たれば、投資金額が1.85倍~2.0倍になって払い戻されます。予測が外れれば、投資金額を失うことになります。
国内のバイナリーオプション:ラダー取引のルール
日本国内のバイナリーオプション業者で主流の取引ルールが「ラダー取引」です。
ラダーというのは”目標価格”の事です。
つまり、現在価格ではなく、”目標価格のレート”よりも、為替相場が「上に行くか?」「下に行くか?」を予測するのが、国内バイナリーオプションで主流の「ラダー取引」となります。⇩
バイナリーオプション:ラダー取引のルール ・基本ルール:目標レートの価格(ラダー)を基準にして、判定時刻に為替レートが目標価格(ラダー)よりも、「上か?」「下か?」を予測する。 |
ラダー取引では、ハイロー取引とは違い、目標価格レート(ラダー)を基準にして、価格が「上に行くか?」「下に行くか?」を予測するバイナリーオプション取引です。
目標レート(ラダー)の設定位置によって、取引の勝率が大きく変化するので、ペイアウト(払い戻し)倍率も最低1.0倍(利益ゼロ)~から、最大10.0倍以上の高倍率に設定されています。
基本的には、「為替レートが上か?下か?」を予測するのがバイナリーオプションの取引ルールですが、「目標とする価格」や「ペイアウト(払い戻し)倍率」は、業者によって大きく違いが出てきますね
バイナリーオプション:スプレッド取引のルール
バイナリーオプションの”スプレッド取引”は、基本となる「ハイロー取引」の価格の上下に一定の価格幅(スプレッド)を設けて、「スプレッドを超えて上に行くか?」「スプレッドを超えて下に行くか?」を予測する取引ルールです。⇩
バイナリーオプション:スプレッド取引のルール ・基本ルール:現在価格を基準にして、判定時刻に為替レートが価格幅(スプレッド)を超えて、「上に行くか?」「下に行くか?」を予測する取引です。※スプレッドを越えなければ、負け取引となります。 |
「上に行くか?」「下に行くか?」を予測する。という基本ルールはハイロー取引と同じですが、スプレッドがある分だけ勝率が低くなるため、ペイアウト(払い戻し)倍率は、2.0倍~2.2倍程度の高めに設定されています。
バイナリーオプション:レンジ取引のルール
”レンジ”というのは”一定の範囲”のことです。
つまり、バイナリーオプションのレンジ取引では、上下に一定の価格範囲(レンジ)を設けて、そのレンジよりも「外に出るか?(レンジアウト)」「内に入るか?(レンジイン)」を予測する取引ルールです。
バイナリーオプション:レンジ取引のルール ・基本ルール:上下に一定の価格範囲(レンジ)が設定されており、判定時刻に一定の範囲(レンジ)の「外に出るか?(レンジアウト)」「中に入るか?(レンジイン)」を予測する取引ルールです。 |
バイナリーオプションのレンジ取引は、一定の価格範囲(レンジ)の中に「価格が入るか?」「価格が出るか?」を予測する取引で、「上か?」「下か?」の方向性を予測するのではなく、価格がどの価格範囲に入るのか?を予測します。
バイナリーオプション:ワンタッチ取引のルール
バイナリーオプションの”ワンタッチ取引”のルールは、特定の目標価格レートに価格が「タッチするか?」「タッチしないか?」を2択で予測する取引ルールです。⇩
バイナリーオプション:ワンタッチ取引のルール ・基本ルール:特定の目標価格レートに時間内に1度でも「タッチするか?」「タッチしないか?」を予測するバイナリーオプションの取引ルールです。 |
バイナリーオプションのタッチ取引では、目標となる価格レートを自分で指定して取引できるため、予測の難しい価格レートに目標を設定すれば、ペイアウト(払い戻し)倍率も高倍率となります。逆に、勝率の高い価格レートに目標を設定すれば、ペイアウト倍率は低くなります。
バイナリーオプションの取引ルール:国内業者と海外業者の違い
取引ルール:国内と海外の違い
バイナリーオプションの取引ルールは、国内業者と海外業者では大きな違いがあります。
その違いについて、詳しく解説します。
国内業者のバイナリーオプションの取引ルール
国内業者のバイナリーオプションの取引ルールは、下記のとおりです。
国内業者のバイナリーオプションの取引ルール ・ルール①:取引時間は2時間以上。 |
国内で金融庁の認可を受けたバイナリーオプション業者であれば、上記の国内バイナリーオプションの取引ルールに従ってサービスを提供しています。
ルール①:取引時間は2時間以上。
たとえば、国内業者のバイナリーオプションであれば、取引時刻が、第1部 8:00~10:00、第2部 10:00~12:00、第3部 12:00~14:00、…、という感じで、2時間以上の時間で区切られています。
つまり、国内のバイナリーオプション業者では、30秒や1分といった短時間でのバイナリーオプション取引を行うことはできず、取り引きのチャンスも制限されてしまう傾向にあります。
ルール②:取引回数は1日12回まで。
国内のバイナリーオプション業者の取引ルールでは、取引回数は1日に12回までに制限されています。
とは言え、デモ取引であればいつでも練習できますので、本気で取り組むなら取引回数は12回あれば十分だと思いますl
ルール③:ペイアウト倍率はリアルタイムに変動します。
国内のバイナリーオプション業者の取引ルールでは、ペイアウト(払い戻し)倍率がリアルタイムに変動します。
ペイアウト(払い戻し)倍率が固定ではないので、利益計算が少しやりにくいデメリットがありますが、1回の取引で10倍以上の高倍率を狙えるのはいいですね。
海外業者のバイナリーオプションの取引ルール
海外業者のバイナリーオプションの取引ルールは、下記のとおりです。
海外業者のバイナリーオプションの取引ルール ・ルール①:30秒、1分、5分、などの短時間取引ができる。 |
海外のバイナリーオプション業者であれば、国内業者とは違い、取引ルールの自由度が高いですね。
ルール①:30秒、1分、5分、などの短時間取引ができる。
海外バイナリーオプションの取引ルールの大きなメリットとして、30秒取引、1分取引、5分取引などの短時間取引が自由に取引できる。という点があります。
ルール②:取引回数の制限なし。
海外バイナリーオプション業者の取引ルールでは、取引回数に制限はありません。
ルール③:ペイアウト倍率の固定制
海外バイナリーオプション業者であれば、ペイアウト倍率が固定されているので、取引の優位性を検証するのが楽です。
国内バイナリーオプションの取引ルール作りの経緯について
国内のバイナリーオプション取引では、日本の金融商取引法によって規制されています。
2013年以前までは、国内のバイナリーオプション業者でも、海外と同じように短期間での取引がメインだったのですが…、ギャンブル性の高い短期間での取引が問題視され、金融商取引法のルールによって規制されることになりました。
国内バイナリーオプションの取引ルール作りの経緯 ・2012年末:バイナリーオプション業者によるワーキンググループの設置 |
国内バイナリーオプションの取引ルール作りの経緯は、上記の流れで2012年末~2013年にかけてルール作りが行われました。
国内のバイナリーオプション業者では、ギャンブル性の高い取引を規制した代償として、短時間での取引の自由度が低下したため、多くのバイナリーオプション投資家は、国内から海外のバイナリーオプション取引所へ流出することとなりました。
国内バイナリーオプションのルール改正・ルール変更について
上記のとおり、国内バイナリーオプション業者のルール改正・変更は2012年末~から2013年にかけて行われました。
それ以降から現在までは、国内バイナリーオプションでは大きなルール変更・ルール改正の動きはありません。
場合によっては今後、国内バイナリーオプションの取引ルールが見直される可能性もありますが、いまのところ現状の取引ルールに変更の予定はない。といった感じです。
国内バイナリーオプション業者と海外バイナリーオプション業者の取引ルール一覧
バイナリーオプション業者の取引ルール一覧:比較
国内バイナリーオプション業者の取引ルールを一覧で比較すると、下記のとおりです。
バイナリーオプション業者 | 国内/海外 | 提供取引ルール |
ハイローオーストラリア | 海外 | ハイロー取引 スプレッド取引 |
GMOクリック証券 | 国内 | ラダー取引 |
FXプライムbyGMO | 国内 | ラダー取引 |
FXTX:ゴールデン・ウェイ・ジャパン | 国内 | ラダー取引 レンジ取引 タッチ取引 |
みんなのオプション | 国内 | ラダー取引 レンジ取引 |
ヒロセ通商 | 国内 | ラダー取引 |
IG証券 | 国内 | ラダー取引 |
YJFX!:オプトレ! | 国内 | ラダー取引 レンジ取引 |
全体としてみると、国内では多くのバイナリーオプション業者がラダー取引のみを提供しており、提供しているサービスの内容も似ていますね。
海外・国内で人気のあるバイナリーオプション業者
ちなみに、海外と国内でそれぞれ人気のあるバイナリーオプション業者は、下記のとおりです。
・海外のバイナリーオプション業者であれば「ハイローオーストラリア」
・国内のバイナリーオプション業者であれば「GMOクリック証券:外為オプション」
バイナリーオプションで勝つための取引ルール
バイナリーオプションで勝つための取引ルール
バイナリーオプションの取引業者のルールだけでなく、バイナリーオプションで勝つための取引ルールについて解説します。
この記事の信頼性
ちなみに、この記事を書いている僕はバイナリーオプションの専業で、5年間の平均勝率70%を出していますので、記事の信頼性はあると思います。
バイナリーオプションで勝つための取引ルール ・取引ルール①:テクニカル分析で為替チャートを分析する。 |
バイナリーオプションで勝つために必要な基本となる取引ルールは、上記の3つだけです。
上記の3点に気を付けて取引をするだけで、あなたもバイナリーオプションの勝率60%以上を目指せるレベルになるはずです。
それぞれの取引ルールについて、くわしく解説します。
取引ルール①:テクニカル分析で為替チャートを分析する。
MT4という為替チャート分析ソフトで、チャート分析をおこないましょう。
バイナリーオプションの勝率を上げるためには、テクニカル分析による為替チャートの分析が効果的です。
チャート分析をせずに自分の感覚で取引していると、「なんとなく」という理由で取引にエントリーしてしまいがちですが、テクニカル指標でチャート分析をすれば、エントリーの理由が明確になります。
ちなみに、為替チャート分析ソフトのMT4は、無料で利用することができます。
⇒バイナリーオプションのインディケーター(テクニカル指標)の種類と使い方
取引ルール②:取引の優位性を検証する。
バイナリーオプション取引で勝つためには、取引の優位性を検証することが必須ですね。
取引の優位性を検証するためには、MT4の”バックテスト機能”を利用すると便利です。
MT4のバックテストを利用すれば、過去の為替チャートに基づいてソフトウェアが自動的にエントリーポイントの優位性を示してくれますので、ぜひ活用してみてください。
取引ルール③:勝率の低いポイントでむやみにエントリーしない。
バイナリーオプションで勝つために優先すべきなのが、「取引回数」よりも「勝率」なんですよ。
「取引回数」を増やしても、「勝率」が低いポイントでエントリーしてしまうと、合計の利益が減るんです。
逆に、「取引回数」が少なくても「勝率」が高ければ、合計の利益は大きくなりますよ。
バイナリーオプションの取引ルール:まとめ
まとめ
バイナリーオプションの取引ルール。
バイナリーオプションと言えば「ハイロー取引」が有名ですが、実はハイロー取引を提供しているバイナリーオプション取引所は海外のバイナリーオプション業者だけなんですよね。
国内のバイナリーオプション業者の取引ルールは、”目標価格”を設定する「ラダー取引」が主流です。
それ以外にも、スプレッド取引、レンジ取引、タッチ取引、など…。様々な取引ルールがある事がわかりました。
バイナリーオプション取引と言えば、海外バイナリーオプション業者の「ハイローオーストラリア」が一番有名ですが、国内業者の「ラダー取引」「レンジ取引」「タッチ取引」にも、一度挑戦してみるのがいいかもしれませんね。